長年愛用している【スコーピオン1001】の分解・清掃・給油をしてみました。
今後も、まだまだ現役で使っていきたいので、メンテナンスは重要だと思います。
用意する物
ドライバー
レンチ
キッチンペーパー
爪楊枝
綿棒
パーツクリーナー 約300円
グリス 約1,000円
オイル 約1,000円
作業手順
『ハンドル』→『ドラグ』の順に、バネや部品が飛ばないよう注意しながら分解します。
まずは、ハンドルから外します。
ハンドルの部品だけで、10個ぐらいありました。
次に、ハンドル側のボルト4本を外し、本体を開こうとしますが、外れません。
先に、ドラグ部分を外さないといけませんでした。

スコーピオン1001の清掃前の内部
溶けたグリスで汚れています。
次は、メインギヤを外します。
続いて、本体側の分解を進めていきます。
次に、前側のカバーを外し、レベルワインダーを分解します。
最後に、メインギヤ軸を外します。
分解した部品は、キッチンペーパーや綿棒、爪楊枝などを使い、清掃します。
パーツクリーナーで洗い流すときれいになります。



スコーピオン1001の清掃後の分解したパーツ
組み立てるときにわかりやすいように順番・向きを正確に並べておきます。
ベアリング類には、粘度の低いサラサラした『オイル』
ギア類には、粘度が高くベトベトした『グリス』
バネ等にも、腐食防止のために『グリス』
を塗布します。
さて、組み立てです。
分解した逆の手順で、簡単に出来ればいいのですが、なかなか難しいです。
クラッチ部分に苦戦しました。
その後は、順調に組上げて完了。
かと思いましたが
ハンドルが回らないというトラブル発生。
間違いは、メインギヤ軸に通るベアリングが反対に装着してしまいました。
分解してやり直し。
このようなトラブルの無いように、後で確認できるよう「ギア」や「クラッチ」の構造を分解前に写真に撮っておくと良いと思います。
無事にメンテナンスが完了しました。
ラインを巻いて、ロッドに装着。

スコーピオン1001
釣り具は、大切に長く使っていきたいと思います。
作業時間 60分
材料費 約2,300円(1回当り50円以下)